(アレルギーの症例:21)猫の皮膚炎は難しい!理由は・・・

猫は見た目で皮膚病名を付ける事は基本的にはできません。
「王道の膿皮症治療」とは「適切な種類の薬」「適切な量」「適切な期間」「適切な補助療法(外用)」です。
2歳から色々な治療をしていますが、ずっと悪いそうです。
去年からこじれてきたのが年齢からも背後に何か別な症状無いか?が心配です。
痒みの程度を表すVASスコアは10の内で6~7とかなり痒いご様子です
総合的には犬アトピー性皮膚炎でしょうが、さてどうこじれているのでしょう…
急に身体に膿皮(膿を伴う発疹)が多発して、かなり悪化してきたそうです。
カビ(マラセチア)が沢山繁殖しています。耳も脂漏症で可哀想な状態でした。