(その他の症例:1)再発性側腹部(ケン部)脱毛症 割と多くあるのですが、知らないと迷走する病気だと思うのを紹介します。
■ワンちゃん ミニチュアシュナウザー 初診時11か月 ♀
■病歴:外耳炎・ジアルジア感染
1ヶ月前から背中の脱毛 各種薬用のシャンプー等で洗うが悪化    1週抗生剤もしたが変わらず悪化して脱毛していく、との事で来院
■初診時: 両側側腹部の脱毛・色素沈着少し・膿皮・痂疲・小環      膿皮の膿の顕微鏡検査にて好中球と球菌
■今年5月 他院から転院し初来院

確かに膿皮はあります。

しかし、シュナウザーで若く、11月から発症で、かゆくなく、脱毛等は側腹部のみ。
他の子や人はOK、脱毛部だけ膿皮…よって再発性側腹部(ケン部)脱毛症を疑いました。
この病気は冬は禿げますが、通常春にはほっておいても戻ります(成長により変化します)
*抗生物質は中途半端にしてはいけないので3週を指示して、後は春になるのを待って貰いました(メラトニンを投与すると早く生えると言う話もあります)。
*毛が有る分、犬の皮膚は実は人間より薄くてデリケートです。この様に脱毛した所には二次的に膿皮症が起こったりしますので、スキンケアは大切です。
☆半年後にお電話しましたところ「春になったら無事に生えました」との事でした。

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