(アレルギーの症例:30)猫の痒みに多いFASSってご存じですか?

猫の皮膚病は非常に難しい面があります。診断において症状が直接原因のヒントにならない事も多いですし、投薬できない・薬塗れない・シャンプーできない・食事変えれない・・・じゃあどうすんの!?みたいな事も多いのです。それでも経験上の推論と多種多様な引出しを用意できるのが皮膚科の認定医だと思って頑張っています。でもたまに悩む事がありますね~(*_*;

猫の皮膚病は非常に難しい面があります。診断において症状が直接原因のヒントにならない事も多いですし、投薬できない・薬塗れない・シャンプーできない・食事変えれない・・・じゃあどうすんの!?みたいな事も多いのです。それでも経験上の推論と多種多様な引出しを用意できるのが皮膚科の認定医だと思って頑張っています。でもたまに悩む事がありますね~(*_*;

お腹の皮膚が腫れた!FIPだったので心配されていましたが、関係は無いです。乳腺だったので乳腺腫瘍でしょうか?それも違います。妊娠はしていませんし・・・これは乳腺線維腺腫様過形成と言います。

ステロイドが少し効いたのが症状をこじらせ、診断を難解にしたのかも知れません。折角なので上海でのセミナースライドも活用して記載してみます。

もし「猫の脂肪肉腫」で検索しておられる方がいたら「すぐに遠隔転移して死ぬかも!とか変な事書いている論文もあるけど、長生きできている子もいるからね!」って伝えたくて、断脚後1年間(ヒトで言うと4年)の再発転移が無い事を確かめてHPに載せる事を決めていました。

今回はオンラインを通じてご家族と現地の獣医師さんとで協力して治療をした記録です。

目ヤニや顎の横の赤さなどから鼻汁・元気食欲の低下・口内炎…

耳は感染して膿でベトベトで、身体全体に凄い数の膿皮(ブツブツ)があります。

内弁慶君で家では足も見せてくれず、ついには大きな腫瘍になってしまったそうです。