(感染症の症例:19)2つの病院を経て「難治性皮膚病?」として紹介頂きました。

ステロイドが少し効いたのが症状をこじらせ、診断を難解にしたのかも知れません。折角なので上海でのセミナースライドも活用して記載してみます。
ステロイドが少し効いたのが症状をこじらせ、診断を難解にしたのかも知れません。折角なので上海でのセミナースライドも活用して記載してみます。
天疱瘡を疑う疾患群は色んなパターンがありますが、同じ病気でも病期や、それぞれの子の薬の相性だとか禁忌だとか、家庭の事情等の色んな考慮すべき事があります。その制限の中でどうやって診断や治療をするか?は皮膚科認定医としての経験と知識に基づく取捨選択が非常に大切になります。
難治性のアトピーはオーダーメイドの治療を「犬種や年齢」「今までの経過」「治療しての経過」から一緒に作って維持する事が大切です
10歳を超えての発症で、全方位的に鑑別を考える必要がありそうです。
「王道の膿皮症治療」とは「適切な種類の薬」「適切な量」「適切な期間」「適切な補助療法(外用)」です。
実はアトピーやアレルギーには段階に合わせた治療方法があります。